外壁塗装のクラックの原因とは？
この記事の監修者
仲間 幸所有資格外壁アドバイザー
外壁塗装会社で営業を15年経験。その後、独立して外壁塗装専門の 一括見積りサイトを立ち上げる。
外壁塗装のクラックの原因とは？
外壁塗装のクラックは、建物にかかる負荷が原因になっています。
外的な力によって負荷がかかり、それによって生じる動きに建物が対応できない場合があります。
力の逃げ道がなくなってしまい外壁にクラックができます。
つまり、力の逃げの跡と考えてください。
モルタル外壁や鉄筋コンクリートの外壁にできる場合が多いです。
しかし、サイディング外壁にも出来る場合があります。
力が逃げる場所があれば外壁にクラックはできないのでクラック補修を少なくできます。
外壁塗装のクラックの補修方法とは？
クラック部分をカットすることからスタートします。
モルタル外壁やサイディング外壁のクラックを補修する場合は、一般的にコーキングを使った補修になります。
まずは既存のクラック部分をUカットします。
綺麗で均等なクラックを作ります。
クラックの中身はガクガクしていますから、そのままでは補修剤が均等に行き渡りません。
すぐに破損しないようにクラックの厚みを全て均等させることが必要。
だからUカットの工程があります。
プライマー塗布
クラックした部分が乾燥しているのを確認します。
その後、使用するコーキングのプライマーを慎重に塗布してゆきます。
コーキング充填
補修する外壁がモルタルの場合は、外壁よりも少しだけ低くコーキングを充填してならすようにします。
サイディング外壁を補修する場合は、サイディングと同じ高さまでコーキング充填しても大丈夫です。
防水モルタル塗布……モルタル外壁の場合
コーキング剤に接着剤を塗布します。
既存の外壁の高さに合わせるように防水モルタルを塗布し、平らに仕上げるようにします。
塗装補修
仕上げとしてクラック補修部分を外壁の色と合うように塗装補修をしてゆきます。
部分的な補修では、どうしても他の補修箇所と色のギャップがでてきます。
できるだけ外壁全体を塗り直すほうがいいでしょう。
